環境(Environment)

2050年ネットゼロに向けて、省エネ対策と自然エネルギーの活用をはじめ、環境負荷の低減に取り組んでいます。

環境(Environment)

日本空港ビルグループは、365日休むことのない旅客ターミナルを建設、管理・運営する企業グループとして、環境負荷の低減に向け、運用面と施設面の改善に取り組んでいくとともに、社員一人ひとりが、自分たちができることは何かという意識を持つことが大切だと考えています。これからも便利で快適な施設・サービスの提供に努めるとともに、企業としての社会的責任を果たすために、環境保全活動に尽力していまいります。

日本空港ビルグループ環境方針

日本空港ビルグループは、公共性の高い旅客ターミナルの建設、管理・運営を担う企業グループとしての使命を鑑み、「サステナビリティ基本方針」に則り、ステークホルダーと連携しながら地球環境と調和した持続可能な空港の実現を目指してまいります。

環境管理プロセス

環境管理プロセス

TCFD提言に基づく情報開示

日本空港ビルグループ環境方針

長期ビジョン「To Be a World Best Airport」の実現に向け、気候変動問題への対応は重要な経営課題の1つと位置付けており、環境負荷の低減に向け、これまでもさまざまな取り組みを行ってきました。持続可能な社会の実現に向けて、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に賛同する旨を表明するとともに、提言に基づき、「ガバナンス」、「戦略」、「リスク管理」、「指標と目標」について情報開示を行います。

TNFD提言に関する情報開示

日本空港ビルグループ環境方針

長期ビジョン「To Be a World Best Airport」とともに、2030年のめざす姿である「人にも環境にもやさしい先進的空港」を実現するため、マテリアリティ(重要課題)に「気候変動への対策」及び「限りある資源の有効活用」を掲げています。 現在、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づく評価・分析を進めており、賛同するとともに、TNFD提言に関する情報を開示いたします。

環境データ

エネルギー投入量
種別 単位 年度
2021 2022 2023
都市ガス 千Nm³ 3,777 3,999 4,569
軽油 KL 177 264 477
ガソリン KL 69 86 115
A重油 KL 2 5 12
灯油 KL 28 36 43
LPG t 229 314 392
廃棄物焼却量 t 7,832 13,420 19,293
電力 MWh 130,557 154,015 169,916
冷温熱 GJ 401,975 448,519 507,631
GHG排出量
項目 範囲 年度
2021 2022 2023
排出量
(Scope1+Scope2)
連結 94,480 113,412 117,917
羽田 88,420 104,851 110,758
空港外他 6,060 8,561 7,159
Scope1 連結 13,673 17,472 22,534
羽田 11,813 14,967 19,194
空港外他 1,860 2,505 3,340
Scope2 連結 80,807 95,940 95,383
羽田 76,607 89,884 91,564
空港外他 4,200 6,056 3,819
(t-CO₂)
種別 年度
2021 2022 2023
Scope3 76,753 228,735 330,131
1 購入した製品・サービス - 113,819 137,307
2 資本財 17,862 45,474 104,372
3 Scope1・2に含まれない燃料及び
エネルギー関連活動
24,688 28,268 31,576
4 輸入・配送(上流) 3,881 10,193 23,135
5 事業から出る廃棄物 832 1,478 2,223
6 出張 - 45 119
7 通勤 - - 1,868
13 リリース資材(下流) 29,490 29,458 29,531
資源関連
種別 単位 年度
2021 2022 2023
水使用量 - 744,004 1,082,124
排水量 - 741,110 1,001,040
廃棄物発生量 t 3,755 6,115 9,118
第1ターミナル t 1,863 2,574 2,866
第2ターミナル t 1,397 2,042 2,679
第3ターミナル t 495 1,499 3,573
廃棄物再利用量 t 1,220 2,317 3,730
第1ターミナル t 517 779 891
第2ターミナル t 473 679 951
第3ターミナル t 230 859 1,888
リサイクル率 % 32.5 37.9 40.9

日本空港ビルグループの環境に関する取り組み

省エネ対策を中心とした取り組み

空調機のインバーター化、照明機器のLED化、電気自動車充電スタンドの設置など、時代のニーズにあわせた取り組みを行っています。

省エネ対策を中心とした取り組み

自然エネルギーの活用

太陽光システムの積極的な導入、グリーン電力の導入とCO2削減に向けた取り組みを行っています。

自然エネルギーの活用

廃棄物の抑制・資源循環

ターミナル内から出る廃棄物のリサイクル、生ごみ処理機の活用、雨水や排水の再利用など、資源循環と廃棄物の抑制に取り組んでいます。

廃棄物の抑制・資源循環