防災・防犯への取り組み

「絶対安全の確立」という大きな目標の下、旅客ターミナルの安全管理を行うべく防災センターを設置。24時間体制で各種業務を行っています。
ハイジャック、テロ等の犯罪、事故の未然防止を図るとともに、万が一、災害、事故、事件が発生した場合には、迅速かつ適切な対応がとれるよう、対応マニュアルの整備、グループ会社および関連部署を含めた合同訓練の定期的な実施、緊急連絡体制の確認、対策備品の備蓄などを行っています。

全入居者一丸となった対応を目指して

防災センターでは航空保安研修の実施、「ぼうさいほあんだより」の掲示、各種会議への参加などにより、常日頃から入居事業者に対し、旅客ターミナルにおける公共性の重要性、機能が停止した場合の影響の大きさを十分に認識していただくよう啓蒙活動を行っています。
また、旅客ターミナル全入居事業者が加入している共同防火管理協議会の事務局を防災センターが行い、総合防災訓練、避難・消火訓練への参加義務付け、救命講習などへの参加呼びかけをしており、緊急時には防災センター職員のみならず、旅客ターミナル職員全員が初動対応できることを目指しています。

普通救命講習の普及活動

防災センターでは共同防火・防災管理協議会の事務局として各入居事業者の方々に普通救命講習の普及活動を行い、救急関係職員の方と共に当社普及員が指導を行っています。救命講習は過去10年間で各入居事業者の方、当社グループ社員を含め、約2,500名以上の職員が受講しました。
また、防災センター員は全員が上級救命講習を受講しています。通常、3年以内に再講習を受講しますが、毎年、再講習を受講し、救命技能の維持向上に努めています。

AEDおよびSOS緊急電話の設置

2004年(平成16年)7月より、医療従事者ではない一般市民による使用が可能となり、当社としても重症な不整脈等による心臓の痙攣(心室細動)から、救命率向上を図るため、2004年(平成16年)12月よりAEDを第1ターミナルに33台、第2ターミナルに38台、P1・P4駐車場に2台、計73台設置しています。
また、2010年(平成22年)に供用開始した第3ターミナルとP5駐車場にもそれぞれ79台、9台で計88台設置しています。また、防災センターに直接つながるSOS緊急電話も併設(一部箇所を除く)しています。

自衛消防隊

定期的に店舗毎の避難消火訓練を行い、当該地区自衛消防隊の部分訓練を実施しています。また、店舗、事務所自衛消防地区隊員含めたチームで蒲田消防署による自衛消防隊訓練審査会へ積極的に参加し、男女共に上位に入賞するなど、自衛消防活動の重要性の意識を高く持ち、日々業務に取り組んでいます。

医療施設・救急体制

体調の優れない方にご利用いただけるよう、第1ターミナルに東京国際空港診療所、神奈川歯科大学羽田空港第1ターミナル歯科、第2ターミナルに東邦大学羽田空港クリニックの医療施設があります。また、一時的に休養できる場所も用意しています。
また、2002年(平成14年)5月、第1ターミナル1階に蒲田消防署空港分署ターミナル分駐所が開設され、ターミナル内で救急要請が発生した際は、より迅速な救急隊による対応が可能です。

震災対策

震災発生時に館内にいらっしゃるお客さまの安全を確保するため、震災対策マニュアルを作成し、対応訓練も定期的に実施しています。
地震発生時、館内に残留されるお客さまのために非常食、毛布、仮設トイレなど対策備品を備蓄し、対応訓練も定期的に実施しています。
また、2008年(平成20年)6月から、当社の管理する各ターミナル内のお客さまおよび従業員へ注意喚起し、地震災害の軽減を図ることを目的として、緊急地震速報の提供をしています。羽田地区の震度が5弱以上と予想される緊急地震速報を気象庁から受信した場合、館内に非常放送で同速報をお知らせすることとしています。