国際線コンシェルジュとして
コミュニケーションスキルを磨きたい

M.K

羽田旅客サービス出向
担当業務:コンシェルジュ
2023年入社 経済・経営学部卒

  • 2023年

    羽田旅客サービス(出向中)

海外と関われる仕事を探す中で
空港という場所の魅力を知った

私は当社で働く多くの社員のように、もともと空港が好きだったというわけではありません。大学時代に英会話のサークルに所属して、浅草や明治神宮といった観光地で外国人観光客に向けて英語でガイドをしていましたが、ちょうど父親が中国に転勤したこともあり、私自身も海外の人々と関われる環境で働くことが就職活動の軸になりました。観光業界に絞り込まずに、IT、コンサルティングなど、海外との関係が深い企業を見る中で羽田空港の建設・管理・運営を担う当社と出会ったのです。空港は日本と世界を繋ぐ場所であり、初めて日本を訪れた外国人の方が受ける第一印象に大きく影響します。海外からいらっしゃるお客さまに、さらなる安心と楽しさを提供したい。国内のお客さまにも、より快適に過ごしていただきたい。仕事を通じて羽田空港の利便性を高め、さらなる魅力づくりに貢献したいと考えたことが、当社を志望するようになった理由です。

入社後に羽田旅客サービスに出向して1年目は国内線チームへ配属され、2年目からは国際線チームに異動して、第3ターミナルでコンシェルジュ業務をメインに担当しています。

お客さまを笑顔にすることで
ホスピタリティの向上に貢献

コンシェルジュ業務のやりがいは、お困り事を解決してさしあげたお客さまの笑顔を見たり、感謝のお言葉をいただいたりすることにあります。先日、羽田から沖縄へ帰る途中で帽子をどこかに置き忘れたお客様がいらっしゃいました。まだ忘れ物センターに届いていなかったので、お客さまが飛行機に乗った後で改めて捜索したところ、それらしき帽子を見つけたのです。詳しく特徴を確認して間違いがないか確かめ、沖縄に送ってさしあげたところ、とても大切にしていた帽子だったとのことで、お手元に届いたというお礼のご連絡もいただきました。お客さまの楽しい旅の締めくくりが、残念な思い出にならなくて本当に良かったと思いました。

もちろん、すべてのご要望にお応えできるわけではありません。時に悔しさや歯がゆさを感じる時もありますが、お役に立てなかった経験が、羽田空港の利便性を高める工夫に繋げられるとポジティブに受け止め、今後のお客さまへの対応に活かせるようにしています。手足の不自由な方、視覚や聴覚に障がいを持つ方のサポートも私たちが担当しており、羽田空港のホスピタリティへの貢献を自負しています。

成長することに貪欲な人なら
自分の可能性を広げられる

コンシェルジュと兼務しているのが、空港内のバスツアーのガイドです。企業や学校など団体限定で滑走路近くの立入制限区域内を見学できるツアーでのガイド業務で、実は入社するまではそんなツアーがあることを知りませんでした。以前、お客さまから滑走路について聞かれた時にお答え出来なかった経験から、ターミナルの外についても詳しく知りたいと思い、社内で公募制だったツアーガイドに応募しました。

空港内の知識やお客さまへの対応など、日々多くのことを学んでいますが、今後は語学や手話の習得など、国際線のコンシェルジェとして更にコミュニケーションスキルを高めることが当面の目標です。出向を終えて本社に出向復帰した際には、コンシェルジュとしてお客様からいただいた声をもとに、更なるターミナルの利便性向上に貢献していきたいと考えております。今後のキャリアにおいても現場での経験はとても重要になると思うので、さまざまな業務や経験に積極的に挑戦していきたいです。店舗や施設などのハード面からサービスなどのソフト面に至るまでさまざまなベクトルから空港づくりに関われる、選択肢の広さが当社のいいところです。部署によって業務内容が多彩であるため、スキルや知識を身に付けて成長することに貪欲な人には最適な環境といえるでしょう。羽田空港という唯一無二のフィールドで学び、自分の可能性を広げたい人の挑戦を待っています。

ある1日のスケジュール

8:45
出社、始業ミーティング
9:00
案内業務(案内カウンター、ロビー巡回、総合案内電話など)
12:00
昼休み
13:00
案内業務(案内カウンター、ロビー巡回、総合案内電話など)
17:00
業務終了、終業ミーティング