周囲の状況へアンテナを高く張り
空港の未来づくりに貢献したい

K.R

羽田エアポートセキュリティー出向
担当業務:防災訓練企画・運営、車両受付、館内点検等
2022年入社 グローバルマネジメント学部卒

  • 2022年

    羽田エアポートセキュリティー(出向中)

大好きな羽田空港で働くために
当社以外の選択肢はなかった

小さい頃から飛行機好きの母に連れられて、よく羽田空港へ遊びに来ていました。地元の群馬県から上京して、母と一緒に飛行機をデッキから眺めるうちに、羽田空港は私の大好きな場所になりました。やがて中学生になると、いつか大好きなこの場所で働きたいと思うようになったのです。

その思いは変わることなく、高校で進学先を決める際にも、航空分野で著名な教授に師事するために大学を選びました。空港施設の管理運営に興味を持ったのは、大学の短期留学プログラムに参加して、民営化されたスウェーデンの地方空港を見学したことがきっかけです。小規模ながらも旅客の動線やスペースの使い方に工夫が凝らされていることに感心して、空港づくりに携われる仕事に就こうと決意しました。就職活動中は様々な業界に目を向けましたが、最終的には、やはり自分の惹かれるものに携われる仕事に勝るものは無いと思い、大好きな羽田空港を運営する当社に入社を決めました。入社後の研修で当社やグループ各社の業務を学び、羽田エアポートセキュリティーへの出向を希望しました。

一つひとつの業務を確実に
経験を今後の自分の糧につなげる

羽田エアポートセキュリティーへの出向を希望したのは、巡回業務を通してターミナルの全体像を隅々まで把握できるということ、そして空港の絶対安全がどのようにつくられているのかに興味を持ったからです。また、空港内のセキュリティーに関する規則や防火・防災に関する知識を身に付ければ、これから先どのような部署に配属されても役に立つと考えました。

出向後1年間は警備員として、閉館後の空港で行われる工事や立入禁止区域の管理体制など、羽田空港の知られざる側面を見ることができました。現在、事務担当として防災訓練や館内の点検などに携わるうえで、警備の視点や苦労を理解していることは大いに役立っています。

旅客ターミナルの安全を担う現在の業務には、やりがいだけでなく責任も感じます。お問い合わせへの返答一つとっても、防災センターのスタッフとして相手に伝えた言葉には責任を伴います。ちょっとした勘違いでも思わぬトラブルに繋がってしまう可能性もあるため、確信を持てないことは必ず先輩に確認してから答えるように心がけています。困っていることや失敗してしまった時も周りの先輩方に親身に助けていただけており、本当に救われています。学んだことを自分の糧にするだけではなく、後輩が入ってきた時に手を差し伸ベられる存在になれるよう、その感謝を忘れず、一度した失敗は原因と解決策を書き止め、繰り返さないよう定期的に見返すようにしています。

高感度のアンテナと広い視野で
空港の未来づくりに貢献したい

空港内で非常時に使う備蓄品の管理も私たちの業務の一つです。非常時においても館内のお客様の安全を守ることができるよう、必要物資の保管場所や数量の管理はもちろん、様々なケースを想定した訓練を通して関係者との連携がスムーズにできるよう、スタッフが一丸となり日々業務にあたっています。常に周りで何が起こっているか、それに対して自分は何ができるかということを意識するようになりました。

私が目標にしているのは、当社の認知度を高め、世界的な空港運営のリーディングカンパニーとしてのブランドを確立することです。そのためには、羽田空港のハード面とソフト面をさらに充実させて、もっと楽しく個性的な空間にする必要があると考えます。現在の業務で身につけた周りの状況にアンテナを張り、情報を収集しようとする姿勢をこれから持ち続け、さまざまな部署を経験しながら、羽田空港を面白くしたのは当社であるというイメージを世界中の皆様に持っていただけるよう努力していきたいと思っています。

羽田空港の魅力は周辺環境も含めて、これから発展していく可能性の大きさにあります。その未来づくりに貢献するには、感度の高いアンテナを張り、広い視野を持つことが必要です。まずは一空港職員として、頼られる人材になることを目指します。

ある1日のスケジュール

8:50
出社
9:00
朝礼
9:10
メールチェック、本日の予定を確認
電話対応、業者受付など
11:00
本社へ資料を届ける
12:00
昼休み
13:00
館内(店舗)点検(防火・防災)
15:00
訓練資料作成
16:00
締め作業
17:30
退社