世界一きれいな羽田空港の
維持管理を担う責任とやりがい

K.R

国際線事業部 国際線事業課
担当業務:維持管理業務
2015年入社 工学部建築学科卒

  • 2015年

    日本空港テクノ出向
  • 2018年

    国際線施設課
    ※当時
  • 2019年~

    国際線事業課

ものづくりのプロセス全てに
関わるために当社を志望

建築学科出身者の就職先として一般的なのはゼネコンや設計事務所、ハウスメーカーなどです。多くの場合、その中で設計や施工管理など、工程の一部分について専門職として担当することになります。でも、私は計画・設計から施工、竣工後の保全管理に至るまで、ものづくりのプロセス全てに関わりたいと考えていました。当社を志望したのは、それが実現できるからです。もともと旅行が好きで交通インフラに興味があり、卒論の研究テーマも空港や駅など公共交通のターミナルに関するものでした。羽田空港という心躍る空間で、自分が学んできた建築の知識を生かして働けることは大きなやりがいに繋がっています。

現在は国際線ターミナルビルの維持管理業務に携わっており、当社グループが手掛ける保守・メンテナンス業務(工事、清掃、植栽管理など)の管理監督や、それらの予算管理を担当しています。

装飾性と維持管理の効率性を
バランス良く調整する難しさ

国際線事業課は、国際線ターミナルビルのオーナーである東京国際空港ターミナル株式会社から業務を受託しています。オーナーと現場で作業する協力会社との橋渡しをするのが私たちの役割であり、この仕事の難しいところです。なぜなら、オーナーの作りたい施設と現場が考える保守しやすい施設が、必ずしも一致しないからです。たとえば、ビル内に間接照明を導入したいというオーナーの要望があっても、防災や空調設備との兼ね合いで配置する場所や大きさが限られてしまうことがあります。美観も大切ですが、当社としては保守性と使いやすさを考えながらバランス良く調整しなければなりません。

自分の経験をもとに関係各所の間に立ち、多くの人と交渉・調整する必要がありますが、その結果が形になって残るのがこの仕事の面白さです。案内サインやフロアマップといった小さなものでも、お客様や空港で働くスタッフが使っているのを見ると、こだわって作ってよかったと心から思います。

絶対安全を確立したうえで
新しいエンターテイメントを提供したい

2019年12月に国際線ターミナルビル増床部分の供用が開始されました。新しくオープンしたスペースの保守・メンテナンスをどう運用していくかを決めるのも私たちの仕事です。羽田空港は世界一きれいで清潔な空港として、世界的に高い評価を受けています。それを維持していくために、清掃や点検の頻度はどうすべきかなど、運用管理の仕組みを作るのも責任ある重要な業務です。ハードを造るものづくりと、ソフトを支える仕組みづくりの両方を経験できることは、自分にとって大きな成長の糧になると考えています。

もっと知識と経験を身に付けたら、ターミナルの大規模なリニューアルや増築工事も手がけてみたいと思っています。また、いつかは当社が標榜する絶対安全を確立したうえで、羽田空港を訪れたお客様にお楽しみいただける新たなエンターテイメントを提供することが夢です。

ある1日のスケジュール

9:00
出社、メールチェック、課内ミーティング
10:00
工事依頼を受けた現場の確認
11:00
定例会議
12:00
昼休み
13:00
稟議書ほか各種資料の作成
15:00
各種工事の竣工調査
16:00
各種工事の竣工計画打合せ
18:00
退社