経営の意思決定プロセスを
間近に見られる仕事の満足感
K.A
総務・人事部 総務課
担当業務:取締役会・経営会議・株主総会等の準備・運営ほか
2008年入社 理工学部土木工学科卒
2008年
羽田旅客サービス
出向2010年
国際線
施設課
※当時2012年
日本航空
(JAL)出向2014年
施設管理・
運用課
※当時2016年
施設・
防災保安課
※当時2017年~
総務課
裏方として会社に欠かせない
重要な業務を担うのが総務
総務課と聞くと、備品や消耗品の管理をする地味で目立たない部署だというイメージを持っている人が多いと思います。でも、総務課の仕事はそれだけではありません。裏方として会社に欠かせない、数多くの重要な業務を担っています。私が担当している経営会議や取締役会、株主総会の準備・運営もそうした業務の一つです。

取締役会は月に一回、経営会議は毎週行われ、いずれも経営陣の意思決定に直結する重要な会議です。取締役会の準備については、社内の各部門から上がってくる資料をまとめたり、会場の手配をしたりするのが主な業務。取締役会の前に社外取締役の方々を訪問して、議題の内容を説明する当社の取締役に同行する仕事も担当しています。当社の社外取締役に就任されているのはさまざまな業界で功績を挙げられている方々なので、お会いしてお話をうかがえるのは、総務課ならではの役得といえるかもしれません。
総務課に異動して初めて知った
全社に影響する仕事の重要性
当社は企業として利益を上げる一方で、公共性の高い空港という施設を管理運営する役割を担っています。そのため、国土交通省に申請を行うなど、一般的な会社の総務が行う業務とは異なる部分もあります。総務課の仕事の魅力を伝えるのは、なかなか至難の業です。取締役会でどんな議題が話し合われているかなど、日常的に意識している社員は少ないでしょう。私も総務課に異動するまではそうでした。でも、いまは経営の中枢に近いところで仕事をしているという意識と喜びがあり、この仕事の面白さを感じています。一方で、業務の重要性が高いだけに、ミスできないというプレッシャーもあります。

総務課では、会社行事の実施や組織・制度の制定および改廃なども行っていて、ほとんどの事案は役員の決裁が必要になります。私たち総務課の業務はそれだけ全社の動向に関わり、大きく影響するものが多いのです。
幅広い知識と経験を身に付けて
総務のスペシャリストを目指す
大学で土木工学を学んでいた私にとっては畑違いですが、今では奥深い総務の仕事に面白みを感じ、もっと極めたいという気持ちが大きくなっています。

総務課で働くうえで、必要とされる知識は多岐に渡ります。例えば昨今企業価値にも大きく影響する企業ガバナンスやコンプライアンスの知識、株主総会等を正しく運営するうえで必要な会社法の知識などです。法律については、改正の動きもキャッチアップしなければなりません。また、取締役会で話し合われる様々な議案について、財務や経理の知識もあればより深く理解できるでしょう。株式についても勉強不足を痛感しています。
以前、上司に「どこの部署に所属していても、そこでスペシャリストになれ」というアドバイスをいただきました。今後も常に学び、経験を積んで、総務のスペシャリストになることが私の目標です。
ある1日のスケジュール
- 9:00
- 出社、朝礼、デスクワーク
- 10:30
- 会議
- 12:00
- 昼休み
- 13:00
- 外出(社外役員への事前説明)
- 15:30
- 帰社、デスクワーク
- 17:00
- 翌日の会議準備
- 18:00
- 退社