イベントや広告で空港を盛り上げ
さらなる収益の増加を目指す

I.K

リテール営業部 広告・イベント課
担当業務:館内広告管理、館内イベントの実施
2021年入社 体育学部卒

  • 2021年

    羽田エアポートセキュリティー出向
  • 2024年

    リテール営業部

販促イベントや館内装飾で
お客さまに楽しさを提供

私は広告・イベント課で主に3つの業務を担当しています。まず、空港内の壁面ボードやデジタルサイネージなど広告盤面の販売です。国内線ターミナルの広告は当社が媒体主であり、国際線ターミナルの広告は総代理店として4社の指定代理店と出稿について交渉・調整を行います。ただ広告盤面を売るだけでなく、掲出する広告のデザインやクライアントのイメージについて精査・検討し、ターミナルの価値向上に努めています。
2つ目は空港内にあるイベントスペースの貸し出しです。館内各所のイベントスペースを貸し出し、収益につなげています。多くのクライアント様が空港内でイベントを実施してくださり、ともに空港の賑やかしができていることにやりがいを感じます。

そして、3つ目が販促・集客イベントの開催と館内装飾です。年に4~5回のペースで当社が主催する販促・集客イベントを開催するので、そのための企画から実施までを担当しています。この夏は他社様とのコラボイベントを実施し、と多くのお客さまから好評の声をいただきました。館内装飾は空港を訪れたお客さまに日本の美しい四季を感じていただけるように、季節ごとにデザインを変えています。特にインバウンドのお客さまが写真を撮っているのを見かけると、自分たちの仕事が羽田空港の賑やかしだけでなく、日本での思い出作りの一翼になっていることに喜びを感じます。

安全・安心を守る仕事から
営業により収益を生む仕事へ

「人を笑顔にする仕事がしたい」と思ったのは、大学で所属していた新体操部の発表会で、多くの観客が喜んでくださっているのを見て、私自身も感動したからです。さらに、羽田空港は私が飛行機に乗る時に、必ず利用するお気に入りの場所でした。自分がワクワクできる場所で、多くの人に喜んでもらえたら、どんなに楽しいだろうと思ったことが、当社を志望した理由です。

入社後は羽田エアポートセキュリティーに出向して巡回警備や防災訓練の実施を担当しており、営業のような利益を生む業務ではなく、ターミナルの絶対安全を守るための業務に従事していました。対して現在所属している広告・イベント課は営業・販促活動を通じて収益を生み出す部署の一つです。広告盤面1カ所だけでも何百万という金額が動くので、請求・精算に関する業務は特に慎重になります。広告や代理店の仕組みについての知識がなかったので、お金の流れに慣れるまで時間がかかりましたが、上司や先輩にも丁寧に教えてもらいながら習得していきました。実は広告盤面には掲載期間に応じて長期と短期の2種類があるので、頻繁に入れ替わります。広告契約の更新と自社の販促イベントが集中する夏から秋にかけてが、私たちの繁忙期です。

優しい先輩たちのサポートが
未来を目指して歩む力になる

当社は羽田空港を支える裏方であることから、入社前は静かでどこか固い印象な会社というイメージを持っていました。でも、入社したらその予想は大きく外れて、どの部署も明るい雰囲気で、職場は活気に満ちています。優しい先輩が多く、私が仕事で戸惑っていると他部署の方でも声をかけて助けてくれます。今は目の前の業務に食らいつく日々ですが、先輩方のように高い調整力と、周囲に気配りできる視野の広さを身に付けることが直近の目標です。

いま私たちの部署が取り組んでいるのは、限られたターミナル内のスペースをイベントに活用して、収益の増加に繋げることです。広告盤面についても、全ての掲出場所を埋めるために価格設定の見直しや人気媒体とのセット売りなど、指定代理店と調整しながら進めています。
当社には、国内外の空港にコンサルティングをしている部署や、クルーズ船ターミナルに関する事業を行っている部署もあります。将来的には、そうした当社だからこそ経験の詰めるさまざまな仕事にも深く携わりたい。今とは違う角度から羽田空港を見ることが、お客さまにもっと素敵な時間を提供するためのアイデアを生む力になると思います。常に広い視野を持ち、さまざまな経験を積んで、羽田空港の更なる価値向上に貢献したいです。

ある1日のスケジュール

8:30
出社
9:00
メール確認、TODOリストの整理
10:00
打ち合わせ
11:00
代理店の問い合わせにメールで回答
12:00
昼休み
13:30
第3ターミナル広告視察
15:00
イベントを国土交通省航空局へ申請、書類作成
16:30
季節装飾提案ミーティング
17:30
退社