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01

Haneda
Robotics Labとは

日本社会への
ロボットテクノロジーの普及と世界への発信を目指して

2020年に向け、日本はあらゆる場所でのサービス向上・利用者の満足度向上が求められる一方、労働生産人口の減少という課題を抱えています。

そこで、羽田空港ではロボット技術の活用が不可欠だと考え、政府の「改革2020」プロジェクトの取組みの一つとして、国土交通省および経済産業省との連携のもと「Haneda Robotics Lab」を開設。ロボット開発者へ空港内での実験の機会を提供するとともに、空港を利用される方にロボットを身近に感じていただきながら問題点を洗い出し、その知見を共有します。

Haneda Robotics Labは、この活動を通し日本社会へのロボットテクノロジーの普及と世界への発信に貢献することを目指し、2016年度より活動を展開しています。

02

ロボット実証実験
公募要項

羽田空港
ロボット実験プロジェクト 2017

Haneda Robotics Labは、去年に引き続き、羽田空港へのロボットの導入をより加速させていくため、テーマに沿ったロボット技術を広く募集し、空港内での実験導入を行う「羽田空港ロボット実験プロジェクト 2017」を始動します。

プロジェクトを通じて、さまざまな事業者や研究機関の皆さまに空港内という特殊な環境での有効性の検証やデータ収集をしていただき、より実効性の高いロボットの開発を推進いただければと考えています。

※なお、2016年度プロジェクトに参加したロボットの中から、初期の有効性が確認できた10機種程度については、現在も引き続き業務オペレーションに落とし込んだ実験をしており、空港内業務での実用に向けてメーカー様と共に独自の改修・調整や調達検討を通じて、本格導入を目指した実験を継続しております。

募集受付期間

平成29年9月27日(水)~
平成29年10月25日(水)

※10月25日はPDF版メール必着期限と致します。10月31日郵送必着と致します。
※メール・郵送以外による提出は受付できませんので、ご了承ください。
※応募は、一応募者につき一応募に限定しますので、ご注意ください。

募集テーマ

今回募集するテーマは「警備」「物流」「翻訳」 の3つ。このいずれかの機能を有する優れたロボット技術を募集します。

空港利用者にとって安全・安心。便利であることを前提に、空港従業員がより健康的にいきいきと働きやすい環境を創出でき、実際に配備可能と判断できるロボットをHaneda Robotics Lab事務局が厳正に、公平に審査します。なお、「閉鎖された屋内での使用に適さない機器」、「発火・発煙の危険性がある機器」、「ペースメーカーへの影響が懸念される機器」、「違法性のある機器」などHaneda Robotics Lab事務局が適さないと判断する応募は採択できませんのでご了承ください。

※募集するテーマに沿わないロボットについても、実現性・導入効果・将来性などが見込まれるロボットであれば提案を受け付けます。

1.警備ロボット

羽田空港施設内にて警備及び警備関連業務で有効に活用できるロボット全てを対象とします。

具体的には、不審物の察知と警告、施設の異常発見と対応、救護必要者への対応、迷子への対応、緊急事態発生時の旅客誘導、火災の消火、巡回警備等を行う事、もしくはこれら業務の助けとなるロボットを想定しております。自律制御されるロボットはもちろん、警戒監視を行うドローン、その他警備員の助けとなる周辺機器も公募の対象となります。警備における人員効率の向上、警備員の負荷軽減を目指します。

2.物流関連ロボット

羽田空港施設内にて旅客荷物及びターミナル内物流関連業務で有効に活用できるロボット全てを対象とします。

具体的には、旅客手荷物のポーター業務、倉庫内業務、商品確認業務、館内物流業務、建築資材運搬業務、もしくはこれらの業務の助けとなるロボットを想定しております。自立制御されるロボットはもちろん、屋内で使える牽引機なども対象です。物流における人員効率の向上、作業員の負荷軽減を目指します。

3.翻訳関連ロボット

羽田空港施設内において翻訳ないし多言語でのやり取りが可能であるロボット全てを対象とします。

具体的には、多言語での案内業務、物品販売業務、サイネージ、資料作成などを行う事の出来るロボットを想定しています。多言語での自動応答を行うロボットはもちろん、従業員の翻訳を補助する機器、PCや携帯端末上等で作動するソフトウェアなども対象です。空港従業員における外国語対応に伴う負荷の軽減及び外国語を話す旅客への正確な対応ができる事を目指します。

応募方法/条件など

詳しくはこちらのファイルをご確認ください(.zipファイル)

事業者・開発者向け説明会(終了いたしました)

2017年10月10日(火)に行われた事業者・開発者向け説明会のスライド資料と、 当日行われたQ&Aの内容をまとめたものを以下に公開いたします。

03

プロジェクトアーカイブ

ロボット実験プロジェクト2016

プロジェクト実施概要

Haneda Robotics Labは、羽田空港へのロボットの導入をより加速させていくため、テーマに沿ったロボット技術を広く募集し、空港内での実験導入を行う「羽田空港ロボット実験プロジェクト 2016」を始動します。

プロジェクトを通じて、さまざまな事業者や研究機関の皆さまに空港内という特殊な環境での有効性の検証やデータ収集をしていただき、より実効性の高いロボットの開発を推進いただければと考えています。

採択結果

今回「清掃ロボット」「移動支援ロボット」「案内ロボット」 の3つのテーマで募集を行い、Haneda Robotics Lab事務局が厳正に、公平に審査をした結果、下記のロボットが実証実験を実施することとなりました。

清掃ロボット

F.ROBOCLEAN
フィグラ株式会社
エフロボクリーンは、自律走行方式の業務用清掃ロボットです。各種センサーを複合的に組み合わせて、周囲環境を認識しながら自動で清掃を行います。人による清掃作業が困難な暗い場所などで使用でき、標準の仕様で1時間あたり300~650㎡(実働)の作業が可能です。Haneda Robotics Labでは、新たに追加した周囲に存在を示す大型回転灯や、メロディ機能などの実際の効果を検証しつつ、将来的に空港利用者さまが行き交う公共空間において、安全に自律走行をしつつ安心・安全に清掃作業を行うことを目標とした、初期の検証を行います。
ROBO Cleaper
中西金属工業株式会社
ROBO Cleaperは、最新のマッピング技術により周囲の状況を判断しながら安全走行する、自動床洗浄ロボットです。障害物を自動で回避しながら広域清掃が可能です。また、機体が円筒形のため壁から20cmの位置まで清掃できます。Haneda Robotics Labでは、空港内の洗浄作業について、人による機械操作と比べてROBO Cleaper の洗浄面積、時間、洗浄・磨きの品質といった視点から効率化の度合いを確認します。また、将来的にROBO Cleaperが多数の空港利用者さまが行き交う公共空間において、安全に自律走行をしつつ清掃作業を行うことを目標とした、初期の検証を行います。
SE-500iXⅡ
アマノ株式会社
SE-500iXⅡは、無人で床面を洗浄(水洗い)できる自律走行方式のロボット床面洗浄機です。あらかじめ手動操作した作業を記憶させると、同じ作業を自動運転で再現することができます。Haneda Robotics Labでは、空港内の洗浄作業と磨き作業について、人による機械操作と比べたSE-500iXⅡの洗浄面積、時間、洗浄・磨きの品質といった視点から効率化の度合いを確認します。また、将来的にSE-500iXⅡが多数の空港利用者さまが行き交う公共空間において、安全に自律走行をしつつ清掃作業を行うことを目標とした、初期の検証を行います。
Windowmate
NGP-FOTEC株式会社
windowmateは、2台の機械で窓をはさみ、自動で拭き掃除を行う窓拭きロボットです。2台の機械には永久磁石(ネオジム磁石)を内蔵しており、電源が切れても落下しない設計になっています。Haneda Robotics Labでは、まずはターミナルビル内の室内空間におけるガラス面の清掃作業が安全かつ効果的に行えるかを検証します。また、安全性が十分に検証された場合、ターミナルビルの外面、高所作業などについても対応可能であるか初期の検証を行います。将来的にはこれまで人が行っていた危険を伴う高所作業などの一部をロボットが行う日が来るかもしれません。

移動支援ロボット

CarriRo
株式会社ZMP
CarriRo(キャリロ)は、作業員の負荷を軽減するドライブモード、作業員を自動で追尾するカルガモモードを搭載した台車型物流支援ロボットです。Haneda Robotics Labでは、まずは空港従業員の業務活用として、物販店舗への商品搬入作業やその他業務への用途価値検証を行います。また、将来的に空港利用者さまのお荷物の搬送補助などへの活用も視野に入れた初期の検証を行います。
INMOTION R1EX
株式会社A.M.Y.クリエイティブ
INMOTION R1EXは、自走式バランスコントロールテクノロジーを搭載し、搭乗者の動きを的確に検知し、いつでもバランスを保てるパーソナルモビリティです。最先端のモニタリングソフトウェアが異常動作発生時にはゆっくりと減速させ、停止させます。また、自動衝撃検知センサーの搭載により、障害物に衝突など、一定以上の衝撃を検知すると、自動的に停止します。Haneda Robotics Labでは、多数の空港利用者さまの行き交う公共空間において、まずは空港従業員の業務活用についての周囲への安全性、用途価値検証を行い、将来的に空港利用者様の安全かつ便利なご利用を目標とした初期の検証を行います。
TUG
株式会社匠
TUGは自律型搬送ロボットです。高度なセンシング技術を駆使した高い機動性と安全性を兼ね備えており、広いフロアを自由に行き来できます。TUGには2種類のタイプがあり、ボックスタイプは指紋認証やID・パスワード認証で扉の開閉を制限できるため、現在は米国の病院などで薬品や検体の搬送に利用されており、リフタタイプは給食、リネン、廃棄物搬送に利用されています。 Haneda Robotics Labでは、まずは空港従業員の業務活用として、多数の空港利用者さまが行き交う公共空間での物販店舗への商品搬入作業や、その他業務への用途価値検証を行います。また、将来的に空港利用者さまのお荷物の搬送補助などへの活用も視野に入れた初期の検証を行います。
UNI-CUBβ
本田技研工業株式会社
UNI-CUBβは、身体を傾け重心移動するだけで、人の歩行のようにさまざまな方向に進むことができるパーソナルモビリティです。両手を自由に使え肩幅に収まるコンパクトサイズなので、人が行き交う空間との親和性が高く、着座式で足をすぐ床につくことができ、安心して安全に利用できます。Haneda Robotics Labでは、空港従業員の業務活用と、空港利用者さまの移動手段としての安全かつ便利なご利用と、用途価値を創り出すことを目標とした検証を行います。
WHILL NEXT
WHILL株式会社
WHILL NEXTは、デザイン性に優れ、全方位タイヤ(前輪タイヤ)による小回り、ソフトウェアによる遠隔操作・電子ロックなどができるといった特長を持つパーソナルモビリティWHILL Model Aに、新たに障害物を検知して自動停止機能を搭載させた製品です。 Haneda Robotics Labでは、まずは空港従業員の業務活用についての周囲への安全性、用途価値検証を行い、将来的に空港利用者様の安全且つ便利なご利用を目標とした初期の検証を行います。

案内ロボット

Airport Concierge CAIBA
株式会社インディ・アソシエイツ
CAIBA(カイバ)は遠隔操作型ロボットです。インターネット接続されたロボットは、遠隔地でも操縦者の動きを正確にトレースし、まるで操縦者の分身のように振る舞うことができます。Haneda Robotics Labでは、CAIBA自身がお客様を目的地までご案内するなどの業務が的確に行えるかを検証します。これらの用途価値検証を行うことで、将来的に様々な空港従業員(在宅勤務、高齢者、身体障害者等)が広く空港業務に従事し続けられる環境を創出することや、専門性の高いご案内業務にひとりの従業員がより長く従事することによるスキルの向上によるお客様利便の向上について、初期の検証を行います。
Double2
BRULE Inc.
Double2は、インターネット経由でビデオ通話を行いながら、遠隔地から自由に操作できるテレプレゼンスロボットです。テレプレゼンスとは、通常のテレビ電話とは違い、まるで相手が自分の側にいるような(存在感の投影)体験ができる技術です。Haneda Robotics Labでは、多数の空港利用者さまが行き交う公共空間において、Double2がお客さまを目的地まで安全にご案内することができるか、初期の検証をします。これらの用途価値検証を行うことで、将来的にさまざまな空港従業員(在宅勤務、高齢者、身体障害者等)が広く空港業務に従事し続けられる環境を創出し、また、ひとりの従業員が専門性の高い案内業務により長く従事しスキルアップすることでお客さまの利便性向上を目指すべく、実験を行います。
EMIEW3
株式会社 日立製作所
EMIEW3は、公共スペースや商業施設でサポートを必要とするお客さまのもとに自ら移動し、接客・案内などのサービスを提供するヒューマノイドロボットです。Haneda Robotics Labでは、EMIEW3の持つ機能の中で多言語対話機能を活用し、お客さまへの店舗・施設などの情報案内を行います。多様なお客さまに合わせたサービス品質の向上、案内方法の最適化に向けた実験をします。
MINARAI
株式会社Nextremer
MINARAIは高度な自然言語処理機能を有するAI活用の対話システムで、ロボットやデジタルサイネージ、タブレットなど様々なデバイスに搭載が可能です。コンセプトは「AIと人との協業」、AIと人との会話が破たんした際はオペレーターに会話を引き継ぎ、対話の継続を可能にするとともに人間同士の会話パターンをAIが学習する事で、より高度な対話を実現する仕組みを備えています。Haneda Robotics Labでは、 MINARAIをデジタルサイネージに搭載し、空港利用者様向けに音声と画像で空港施設等のご案内を実施します。また、多数の利用者様が行き交う公共空間において、MINARAIの音声認識システム等が的確かつ確実に機能すると検証できた場合、次のステップとして対話破たん時のチャットや遠隔ビデオ対応による、AIと人間の業務連携についての検証も実施します。
Pepper
ソフトバンクロボティクス株式会社
Pepperは、センサーで感知したデータを元に自律的に動くことのできるロボットです。人とのインタラクティブなコミュニケーションの実現により、豊かな接客体験を提供することができます。Haneda Robotics Labでは、日・英・中の3ヶ国語で、空港利用者さまに空港施設を案内します。また、多数の空港利用者さまが行き交う公共空間においてPepperが的確かつ確実に基本業務を行うことができた場合、その先の検証としてPepperのみで対応できないお問い合わせに対して、人によるPepperの遠隔操作で応対するなどの新たなサービスの検証も行います。
SQ-1H
SEQSENSE株式会社
SQ-1Hは、特殊なレーザーセンサー(特許出願中)と高度な人工知能を搭載した案内業務も可能な警備ロボットです。昼夜を問わず、高度なセンシング技術により周辺環境を正確に把握しつつ、落し物や不審物などの環境の変化を敏感に認識し、対応します。また、その可愛らしい見た目でお子さまやお年寄りにも威圧感を与えず、日常環境に溶け込んだ運用が可能です。Haneda Robotics Labでは、 SQ-1Hが、空港利用者さま向けに空港施設のご案内を実施します。また、多数の空港利用者さまが行き交う公共空間において、SQ-1Hが的確に基本業務を行うことができた場合、SQ-1H のAR(拡張現実)機能を活用したより効果的な施設案内などについて、初期の検証を行います。
Reborg-X
ALSOK 綜合警備保障株式会社
リボーグXは、自律走行方式の警備・案内ロボットです。案内や警備を効率化するだけでなく、専属スタッフの配置が不要という高い信頼性で、案内や警備以外にもアトラクション用途など新たな活用事例を重ね、全国で9台が導入されています。また、安全を最優先にした設計で、人や障害物に接近した場合に自動で停止する衝突回避機能により、2015年の販売開始から無事故の実績があります。Haneda Robotics Labでは、 多数の空港利用者さまが行き交う公共空間において、自律走行の安全性を維持したまま、タッチパネルや音声を使用した案内によりお客さまにリボーグXを実際にどの程度利用していただけるかを検証します。将来的には案内をしつつ警備も行えるロボットとして、空港などの公共空間で活用されることを目指しています。
RoBoHoN
シャープ株式会社
RoBoHoN(ロボホン)は小型で手軽に携帯できる、世界初のモバイル型ロボット電話です。Haneda Robotics Labでは、RoBoHoNが空港内の案内を行います。羽田空港を利用するお客さまの音声での質問に、RoBoHoNが身振りや映像を交えてお答えします。今回の実験では、話し声や構内のアナウンスなど騒音の多い環境の中でどれだけ音声認識ができるか、お客さまの質問を理解して適切な応対ができるかなどを検証します。

展示ブース

羽田空港第2旅客ターミナル時計台6付近にて、実証実験プロジェクト 2016 採択ロボットのパネル展示を行っております。※終了しました

 

 

 

 

04

Haneda Robotics Lab
問い合わせ先

日本空港ビルデング株式会社
Japan Airport Terminal Co.,Ltd.

住所: 〒144-0041 東京都大田区羽田空港3-3-2 第1旅客ターミナルビル
e-mail: haneda_robolab@jat-co.com

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